Linuxの基本ディレクトリを理解しよう

各種ディレクトリの意味

お疲れ様です。
LinuxでもWindowsでも自動的にインストールされると色々なフォルダ(ディレクトリ)がありますね。
ざっくりとでもディレクトリの意味を知っておくことは、結構重要です。ファイル探すときや設定ファイルを 探すとき
ターミナルで検索しますが、ルートディレクトリからさかのぼって探すより、大体の辺りをつけて 探すのではスピード感が
全く違います。ファイル検索だけに知っておいた方が良いだけでなく意味を わかって使うことがとても重要だと
思います。
以下がCentOS Stream9のルートディレクトリです。



では、紹介しますね!

/  (ルートディレクトリ)
一番上の階層のディレクトリとなります。すべてのディレクトリはこの階層の下になります。 WindowsでいうところのC:\と
言ったところです。rootユーザーになっているときは注意してください。誤って大事な設定ファイルを 消去してしまうと
ひどいことになります"(-""-)"

/afs
すみません。使ったことないし、ls -lしてみたけどファイルもないし、なんだろうね。わかりません。

/bin  (/usr/bin)
ここには、各種実行可能なコマンドが格納されています。一般ユーザーも利用できるコマンドです。

/boot
ここにはOS起動時に使うようなファイルが入っています。

/dev
ハードウェア機器を表すファイルが保存されるところです。最近はレンタルサーバーとか
使っているので/devはあまり使った記憶がないけど、物理サーバーなどあるときは パーティションをマウントするときとかに使ってたかなー。
ちょっと調べたら標準出力のttyなんかにも使われてるみたい。最近はあまり意識してなかった!(ps -auxすると結構ttyのプロセスが走ってた)

/etc
ここは設定ファイルが沢山入ってるとこです。結構コマンドラインでも使うディレクトリですなーー。設定ファイル置き場と思ってください。

/home
ここは、ユーザーのホームディレクトリとなります。基本的にユーザーを追加するとユーザーの名前でここに個人のホームディレクトリが作成されます。
例えばadduser tama とすると自動的にユーザーtamaのディレクトリが作られる仕組み /home/tama となる。

/lib  (/usr/lib)
各種ライブラリファイルが集められています。

/tmp
ここは作業用に一時的に保存されるファイル、スペースでありまして、全ユーザーが使ったりします。今みたらsystemdが使ってた。様々なソフトウェアも使う場所です。

/mnt
デバイスのマウント場所ですかね。

/sbin (/usr/sbin)
システム管理者権限のユーザーが使うコマンド群が置いてある場所です。(rootユーザー用とお考え下さい)

/opt
オプション的なアプリケーションがインストールされるディレクトリ。

/proc
起動しているプロセス関連の場所と言える。

/root
rootユーザーのホームディレクトリです。

/sys
Linuxのカーネルが使っているディレクトリとなります。

/usr
ユーザー用のディレクトリで/usr/binや/usr/sbinなどコマンド群の実態があったりする。

/var
ここは、私的には各種ログファイルが格納される認識です。 /var/log/*.logとかたくさんあります。httpdのログとか大きくなるのでパーティションを切るなら大きめが良し! 覚えといて損なしです!